第12章 同意と反対を丁寧に伝える


同意を伝える基本表現

相手の意見に賛成するとき、ただ “I agree.” と言うだけでは会話が続きにくく、素っ気なく聞こえることもあります。大人の英語では、少し工夫して同意を示すことが重要です。

  • “I completely agree with you.”(全くその通りだと思います)
  • “That’s exactly how I see it.”(まさに私も同じ考えです)
  • “I couldn’t agree more.”(これ以上賛成できないほど同感です)

強調の副詞(completely, exactly)を加えることで、誠実で熱意のある同意を伝えることができます。

部分的に同意する場合

必ずしも全面的に賛成ではないときは、部分的な同意を示しつつ自分の意見を加えると、建設的な会話になります。

  • “I agree with you to some extent, but we might also consider another factor.”(ある程度は同意しますが、別の要素も考慮すべきかもしれません)
  • “That makes sense, though I see it a bit differently.”(なるほどと思いますが、私は少し違う見方をしています)

このように「相手を否定せず補足する」ことで、反発を避けながら自分の意見を伝えられます。

反対をやわらかく伝える

反対意見を述べるとき、直接的に “I disagree.” というと角が立ちます。そこで、やわらかい言い回しを使います。

  • “I see your point, but I have some concerns.”(お考えは理解しますが、いくつか懸念があります)
  • “That’s interesting, but I might look at it differently.”(興味深いですが、私は少し違う見方をしています)
  • “I’m not sure I can agree with that.”(それには賛同しかねます)

相手の意見を一度認めてから自分の意見を述べるのが、大人の礼儀です。

合意を求める表現

自分の意見を述べた後に、相手の反応を引き出す言い方も重要です。

  • “Would you agree with that?”(それにご同意いただけますか)
  • “How do you feel about this?”(この点についてはどう思われますか)
  • “Does that sound reasonable to you?”(それで納得いただけますか)

こうした表現は、会話を一方的にせず、相互的で協調的な雰囲気を生みます。


同意や反対の伝え方ひとつで、会話が対立的にも協力的にもなります。大人の英語では、相手を尊重しながら自分の立場を明確に伝えるバランスが求められます。


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