第9章 電話・メールでの表現


電話の取り次ぎ・お願い

電話は相手の顔が見えないため、表現が一層丁寧であることが求められます。直接的な言い方ではなく、やわらかい依頼表現を使うのが基本です。

  • “May I speak to Mr. Johnson, please?”(ジョンソンさんとお話しできますでしょうか)
  • “Could you put me through to the sales department?”(営業部につないでいただけますか)
  • “I’m calling to ask about the delivery schedule.”(納期についてお伺いしたくお電話しました)

また、取り次ぎを依頼された側も、相手を尊重して対応します。

  • “Just a moment, please. I’ll transfer your call.”(少々お待ちください。おつなぎいたします)
  • “I’m afraid he’s not available right now. Would you like to leave a message?”(あいにく彼は今対応できません。伝言をお預かりしましょうか)

メールでの依頼

ビジネスメールでは、短くても失礼のない表現を選ぶことが大切です。

  • “I would appreciate it if you could send me the details.”(詳細をお送りいただけますと幸いです)
  • “Could you kindly confirm the meeting time?”(会議の時間をご確認いただけますか)
  • “Would it be possible to have the report by Friday?”(金曜日までに報告書をいただけますでしょうか)

「Please send me the report.」のような直接的な文は命令的に響くため、避けたほうがよいでしょう。

メールでの依頼を和らげる工夫

依頼を柔らかくするために、冒頭や結びに気遣いの言葉を添えると効果的です。

  • “I hope this message finds you well.”(お元気でお過ごしのことと思います)
  • “Thank you in advance for your support.”(あらかじめご対応に感謝いたします)
  • “I look forward to your reply.”(ご返信をお待ちしております)

これらは定型句ですが、相手への敬意を表す重要なサインになります。


電話やメールは、対面以上に「言葉だけ」で印象が決まります。したがって、大人の英語では、依頼を命令にしない・感謝を忘れない・柔らかい前置きを加えることが不可欠です。


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