はじめに


多くの日本人は、長い時間英語を勉強しています。
それにもかかわらず、「話せるようにならない」という状態が続いています。

この問題は、努力不足ではありません。
また、才能の問題でもありません。

原因は一つです。
学び方が間違っているからです。


なぜ話せるようにならないのか

学校教育では、主に以下が中心になります。

文法
単語
読解

これらは重要です。
しかし、これだけでは話せるようにはなりません。

なぜなら、英語は単なる知識ではなく、
瞬間的に処理される「運用システム」だからです。

知識として知っていることと、
実際に使えることは全く別です。


「ネイティブのように話す」とは何か

多くの人は、「ネイティブのように話す」と聞くと、
発音やスピードの問題だと考えます。

しかし、本質はそこではありません。

ネイティブは、次のように言語を使っています。

・頭の中で翻訳しない
・文を一瞬で組み立てる
・音として自然につなげる
・感情や意図をそのまま表現する

つまり、

英語を「考える対象」ではなく、「思考そのもの」として使っている

これが本質です。


日本語話者に特有の問題

日本語と英語は、根本的に構造が異なります。

日本語は、
最後まで聞かないと意味が確定しない言語です。

英語は、
最初から意味を積み上げていく言語です。

この違いにより、日本語話者は次の問題を抱えます。

・文を最後まで作らないと話せない
・語順が崩れる
・考える時間が長くなる

その結果、会話が止まります。


本書の目的

本書の目的は明確です。

日本語から英語に変換する能力を捨て、
英語で直接思考し、話せる状態にすること

そのために、


構造
思考
運用

をすべて統合して訓練します。


本書の特徴

この本は、一般的な英語学習書とは異なります。

説明よりも、
「使える形」に重点を置いています。

重要なのは、

理解
ではなく
再現できること

です。


本書の使い方

この本は、読むだけでは意味がありません。

必ず以下を行ってください。

・声に出す
・繰り返す
・自分で作る

英語は、
筋肉と同じで、使わなければ身につきません。


この本を終えたとき

この本を最後までやり切ったとき、
あなたは次の状態になります。

・英語を日本語に変換しない
・短い文を瞬時に作れる
・自然な音で話せる
・会話が止まらない

これは「上達」ではありません。

言語の使い方が変わるということです。


最後に

英語は特別な能力ではありません。
ただの道具です。

しかし、使い方を間違えると、
いつまでも使えるようにはなりません。

正しい方法で訓練すれば、
誰でも到達できます。

ここから先は、知識ではなく、
実際に使うための訓練です。


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