第5章 発音の核心


5.1 母音の違い(日本語とのズレ)

日本語の母音は5つです。

あ・い・う・え・お


英語は大きく分けても10以上あります。

この差が、最も大きな問題です。


ship(シップ)
sheep(シープ)

日本語ではどちらも「シ」に近いですが、英語では完全に別の音です。


bit(ビット)
beat(ビート)

sit(シット)
seat(シート)


ポイント

母音の違いは意味の違い


5.2 子音の精度

日本語には存在しない音があります。


r と l

right / light


th の音

think / this


v と b

very / berry


重要

ここは「慣れ」ではなく、
口の使い方を変える必要があります。


5.3 イントネーション(意味を変える音)

英語では、音の上下で意味が変わります。


You’re going.(↓)
→ 事実

You’re going?(↑)
→ 疑問


Really.(↓)
→ 納得

Really?(↑)
→ 驚き


ポイント

イントネーションは感情そのもの


5.4 「通じる」と「ネイティブらしい」の違い

多くの人は、

「通じればよい」と考えます。


しかし、

通じる英語
→ 情報は伝わる

ネイティブ英語
→ 自然に伝わる


違いは:

リズム
音の弱化
つながり


5.5 発音の優先順位

すべてを完璧にする必要はありません。

重要なのは順番です。


① リズム
② 連結
③ 母音
④ 子音


理由

ネイティブは、

細かい音より流れを重視する


5.6 実践トレーニング

次をネイティブの音で言ってください。


I don’t know

→ ai donno


What do you want?

→ wha-du-you want


I’m going to try

→ I’m gonna try


5.7 よくある誤解

単語をはっきり言えば良い

→ 間違いです


ネイティブは、

はっきり言わないことで自然になる


この章の本質

■ 発音は「音」ではなく「流れ」
■ 完璧な発音より自然なリズム


● この章の結論

ネイティブらしさとは、

音の正確さではない

音の使い方である


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