第9章 冠詞の理解


9.1 a / the の本質

冠詞は「意味」を持つというより、

聞き手との関係を示す記号です。


a

→ 初めて出るもの
→ 特定されていない


the

→ すでに共有されている
→ 特定されている


I saw a dog.
(犬を見た)

→ どの犬か分からない


I saw the dog.
(その犬を見た)

→ 相手も分かっている


ポイント

冠詞は、

知っているかどうか


9.2 「共有情報」という概念

英語では常に考えます。

これは相手も知っているか?


Open the door.

→ そのドア(共有されている)


I bought a car.

→ 初めて出る車


次に言うと:

The car is red.

→ もう共有された


9.3 無冠詞(Ø)の意味

冠詞がない場合も意味があります。


I like coffee.

→ コーヒー全体


I like the coffee.

→ 特定のコーヒー


ポイント

無冠詞は、

一般・抽象


9.4 日本人が間違える理由

日本語には冠詞がありません。


そのため、

・a をつけ忘れる
・the を使いすぎる
・全部 the にする


しかし英語では、

必ず選択している


9.5 感覚で理解する

冠詞は次の3つで判断します。


① 初めてか?
② 相手も知っているか?
③ 一般か?


これだけです。


9.6 比較で理解する


a

I saw a movie.
(何かの映画)


the

I saw the movie.
(あの映画)


Ø

I like movies.
(映画全体が好き)


9.7 実践トレーニング

次を英語で考えてください。


① 私は犬を見た

→ I saw a dog


② その犬は大きかった

→ The dog was big


③ 私は犬が好きだ

→ I like dogs


9.8 よくある間違い

the を「その」と訳して覚える


これは不正確です。


the は、

共有されているもの


この章の本質

■ 冠詞は情報の共有を表す
■ a / the / Ø の3択


● この章の結論

冠詞とは、

話し手と聞き手の認識の一致を示すもの


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