英語で議論・発表するための教科書の記事一覧

  • 英語で議論・発表するための教科書

    ― 日本人のための実践的コミュニケーション完全ガイド ―


    はじめに

    • なぜ日本人は英語で議論できないのか
    • 「文法ができるのに話せない」の正体
    • 本書の使い方(トレーニング中心)

    第1部 日本語と英語の決定的な違い

    第1章 日本語思考 vs 英語思考

    • 結論を最後に言う日本語
    • 結論を最初に言う英語
    • 「察する文化」と「明示する文化」

    第2章 英語は“構造の言語”である

    • 主語+動詞中心の世界
    • 曖昧さを許さない構造
    • 誰が何をしたかを明確にする

    第3章 英語の基本構文(議論用)

    • I think / I believe / I argue
    • There is / It is
    • 主語を曖昧にしない技術

    第2部 意見を述べる技術(Discussionの核心)

    第4章 結論から話す技術

    • 結論→理由→例
    • 日本人がやりがちな逆構造

    第5章 意見の強さを調整する

    • 強い断定(must / clearly)
    • 弱い主張(I think / may)
    • 曖昧にしすぎる危険

    第6章 賛成・反対の言い方

    • 自然な賛成
    • 角を立てない反対
    • 明確に反論する方法

    第7章 理由と具体例の出し方

    • because の使い方
    • for example の使い方
    • 抽象だけで終わらない技術

    第3部 議論を進める技術

    第8章 質問する力

    • 理解確認
    • 相手を深める質問
    • 議論を広げる質問

    第9章 即答する力

    • 時間を稼ぐ表現
    • 言い換えの技術
    • 詰まったときの対処

    第10章 議論の流れをコントロールする

    • 話を戻す
    • 話を広げる
    • 割り込みの技術

    第4部 発表(Presentation)の技術

    第11章 発表の基本構造

    • Introduction / Body / Conclusion
    • Signposting(道しるべ表現)

    第12章 導入の作り方

    • 結論提示型
    • 問いかけ型
    • インパクト型

    第13章 わかりやすく説明する技術

    • 難しい内容を簡単にする
    • 例えの使い方
    • 一文を短くする

    第14章 データ・数字の説明

    • 数字の言い方
    • グラフの説明
    • 説得力の出し方

    第15章 印象に残る締め方

    • 要約
    • メッセージの強調
    • 終わり方の型

    第5部 質疑応答(Q&A)完全攻略

    第16章 質問の理解

    • 質問の種類
    • 意図の読み取り

    第17章 答え方の型

    • 結論→理由→補足
    • 短く答える技術

    第18章 答えられないとき

    • 安全な言い方
    • 信頼を落とさない対応

    第6部 日本人特有の問題の克服

    第19章 曖昧表現の問題

    • 主語なし
    • ぼかしすぎ
    • 結論回避

    第20章 遠慮・謝罪の使いすぎ

    • unnecessary apology
    • 自信のない話し方

    第21章 沈黙と間の問題

    • 話し続ける技術
    • 間を埋める表現

    第7部 実践トレーニング

    第22章 基本パターン100

    • I think / The reason is / For example

    第23章 瞬間英作文(日本語→英語)

    • 議論用フレーズ
    • 発表用フレーズ

    第24章 ディスカッション演習

    • テーマ別練習
    • 実際の会話形式

    第25章 発表スクリプト演習

    • 完全原稿
    • 要約練習

    第26章 Q&Aシミュレーション

    • 想定質問100
    • 即答練習

    付録

    • 議論で使う必須フレーズ
    • 発表で使う必須フレーズ
    • 接続詞・論理マーカー一覧

    最終章 英語で議論できる人になるために

    • 「正確さ」から「説得力」へ
    • 継続的トレーニングの方法

  • はじめに


    英語を長年学んできたにもかかわらず、
    いざ議論や発表になると、言葉が出てこない。

    この経験は、多くの日本人に共通しています。

    単語も知っている。
    文法も理解している。
    簡単な会話もできる。

    しかし、

    👉 自分の意見を論理的に述べる
    👉 相手に反論する
    👉 人前で説明する

    となると、急に難しくなる。

    なぜでしょうか。

    答えは単純です。

    👉 英語を「言語」として学び、
     「思考の道具」として使っていないからです。


    ■ 英語は知識ではなく「構造」である

    日本の英語教育は、長い間「知識中心」でした。

    単語
    文法
    和訳

    これらは確かに重要です。

    しかし、議論や発表ではそれだけでは足りません。

    必要なのは、

    👉 考えを構造として組み立てる力

    です。

    英語では、

    • 結論を先に言う
    • 理由を明確にする
    • 具体例で支える

    という流れが基本になります。

    これは単なる言語の違いではありません。

    👉 思考の形式そのものの違いです。


    ■ 日本人がつまずく本当の理由

    日本語では、

    • 結論を最後に言う
    • 空気を読む
    • あいまいにする

    ことが自然です。

    一方、英語では、

    • 結論を最初に言う
    • 明確に述べる
    • 責任を持って主張する

    ことが求められます。

    つまり、日本人が英語で議論できないのは、

    👉 英語が難しいからではなく、
    👉 思考の順番が逆だからです。


    ■ 本書の目的

    本書の目的は明確です。

    👉 英語で議論し、発表できるようになること

    そのために、

    • 日本語的思考を修正し
    • 英語の構造を理解し
    • 実際に使える形で訓練する

    という流れで進めます。


    ■ 本書の特徴

    この本は、一般的な英語学習書とは異なります。

    👉 文法の説明は最小限
    👉 すべて「使うため」に設計
    👉 例文とトレーニング中心

    さらに、

    👉 日本人が間違えるポイントに特化

    しています。


    ■ 学習方法

    この本は「読む本」ではありません。

    👉 使う本です。

    おすすめの進め方は次の通りです。

    1. 例文を読む
    2. 声に出す
    3. 自分で言い換える
    4. 繰り返す

    重要なのは、

    👉 理解より反射

    です。


    ■ 最後に

    英語で議論できる人は、特別な才能を持っているわけではありません。

    違いは一つです。

    👉 構造を知っているかどうか

    本書を通して、その構造を身につけてください。

    そうすれば、

    👉 英語は「話すもの」から
    👉 「考えるための道具」へと変わります。


  • 第1章 日本語思考 vs 英語思考


    英語で議論できるかどうかは、語彙や文法の問題ではありません。
    最も大きな違いは、

    👉 考え方の順番

    です。


    ■ 結論の位置が逆である

    まず最も重要な違いは、これです。

    👉 日本語:結論は最後
    👉 英語:結論は最初

    日本語では、次のように話します。

    「いろいろ考えたのですが、やはり〜だと思います」

    しかし英語では、この順番は使いません。

    最初にこう言います。

    👉 I think this is the best option.(私はこれが最良だと思います)

    その後に理由を続けます。

    👉 Because it is efficient.(なぜなら効率的だからです)


    ■ 英語は「先に言う言語」

    英語では、聞き手は最初に結論を知りたがります。

    理由は単純です。

    👉 何の話をしているか分からないと理解できないから

    したがって、英語では常にこの形になります。

    👉 結論 → 理由 → 例


    ■ 基本パターン

    最も重要な基本形はこれです。

    👉 I think + 結論
    👉 because + 理由
    👉 for example + 具体例

    例で確認します。

    👉 I think exercise is important.
    (私は運動が重要だと思います)

    👉 Because it improves health.
    (なぜなら健康を改善するからです)

    👉 For example, it reduces stress.
    (例えば、ストレスを減らします)


    ■ 日本人がよくやる誤り

    日本人は次のように話しがちです。

    「運動はですね、健康に良くて、ストレスも減って…重要だと思います」

    この順番のまま英語にすると、こうなります。

    ❌ Exercise is… good for health… and reduces stress… so I think it is important.

    これは理解しにくい英語になります。


    ■ 正しい英語の形

    英語ではこう言います。

    👉 I think exercise is important.
    👉 Because it improves health and reduces stress.

    結論が先にあるため、非常に分かりやすくなります。


    ■ 主語を明確にする

    もう一つの重要な違いがあります。

    👉 日本語:主語を省略する
    👉 英語:主語を必ず言う

    例えば日本語では、

    「必要だと思います」

    と言えますが、英語では必ずこうなります。

    👉 I think it is necessary.(私はそれが必要だと思います)


    ■ I を避けない

    日本人は「I」を避けたがります。

    しかし英語では、

    👉 誰の意見かを明確にすることが重要

    です。

    したがって、

    👉 I think
    👉 I believe
    👉 I agree

    は基本になります。


    ■ この章の本質

    ここまでを一文でまとめると、こうなります。

    ■ 本質
    👉 英語は「結論先行・主語明示」の言語である


    ● この章の結論

    英語で議論できるようになるためには、

    👉 文法よりも先に
    👉 思考の順番を変える必要がある

    結論を先に言う。
    主語を明確にする。

    これがすべての出発点です。


  • 第2章 英語は“構造の言語”である


    英語を話せない理由は、語彙不足ではありません。
    本当の原因は、

    👉 構造を使えていないこと

    です。


    ■ 英語は「骨組み」でできている

    英語は非常にシンプルです。

    👉 主語(S)+動詞(V)

    これがすべての中心です。

    例えば、

    👉 I work.(私は働く)
    👉 She studies.(彼女は勉強する)

    これだけで文は成立します。


    ■ 日本語との決定的な違い

    日本語は、

    👉 文の途中で情報を足していく言語

    です。

    一方、英語は、

    👉 最初に骨組みを作る言語

    です。


    ■ まず骨組みを作る

    英語では、話すときに必ず最初にこれを作ります。

    👉 誰が(主語)
    👉 何をする(動詞)

    例を見ます。

    👉 I think.(私は思う)
    👉 This is important.(これは重要だ)

    この2つだけでも、すでに意味は成立しています。


    ■ 情報は後から足す

    英語では、詳細は後ろに追加します。

    👉 I think this is important.
    (私はこれが重要だと思う)

    👉 Because it affects our life.
    (なぜならそれは私たちの生活に影響するからだ)


    ■ 長い文の作り方

    英語は次のように伸ばしていきます。

    👉 I think this idea is important
    👉 because it affects our daily life
    👉 in many ways

    (私はこの考えが重要だと思う。なぜならそれは日常生活に様々な形で影響するからだ)


    ■ 日本人がやる典型的な誤り

    日本人は、最初から長い文を作ろうとします。

    ❌ Because it affects our life, I think this idea is important.

    文法的には正しいですが、

    👉 議論では弱い

    です。

    理由は、

    👉 結論が遅れるからです。


    ■ 英語の優先順位

    英語では、常にこれが優先されます。

    1. 結論
    2. 理由
    3. 追加情報

    順番がすべてです。


    ■ シンプルな文が最強

    多くの人は、難しい文を使おうとします。

    しかし実際は、

    👉 短くて明確な文が最も強い

    です。

    例えば、

    👉 I think this is wrong.(私はこれは間違いだと思う)
    👉 This is a problem.(これは問題だ)

    これだけで十分に議論になります。


    ■ It / There の使い方

    英語では、主語を必ず置くため、

    👉 It
    👉 There

    を多用します。

    例:

    👉 It is important.(それは重要だ)
    👉 There is a problem.(問題がある)


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 英語は「S+V」を中心に組み立てる言語である


    ● この章の結論

    英語で話すときは、

    👉 最初に骨組みを作る
    👉 後から情報を足す

    これを徹底してください。

    これだけで、英語は一気に話しやすくなります。


  • 第3章 英語の基本構文(議論用)


    英語で議論するために必要な文は、実は限られています。
    難しい文は不要です。

    👉 決まった型を使うだけでよい

    これがこの章の核心です。


    ■ 議論は「型」でできている

    議論で使う英語は、ほぼ次の3つに集約されます。

    👉 意見を言う
    👉 理由を言う
    👉 例を出す

    この3つだけで、ほとんどの議論は成立します。


    ■ ① 意見を言う型

    最も重要な型です。

    👉 I think + 文
    👉 I believe + 文
    👉 I argue + 文

    例:

    👉 I think this plan is effective.
    (私はこの計画は効果的だと思う)

    👉 I believe this is necessary.
    (私はこれが必要だと考える)

    👉 I argue that this approach is wrong.
    (私はこの方法は誤りだと主張する)


    ■ think / believe / argue の違い

    簡単に区別するとこうなります。

    👉 I think(軽い意見)
    👉 I believe(やや強い)
    👉 I argue(論理的主張)

    議論では、

    👉 I think だけに頼らないことが重要です。


    ■ ② 理由を言う型

    👉 because + 文

    例:

    👉 I think this is important because it affects everyone.
    (それは全員に影響するので重要だと思う)


    ■ 理由を強くする言い方

    👉 The reason is that + 文

    例:

    👉 The reason is that it saves time.
    (理由は時間を節約できるからだ)


    ■ ③ 例を出す型

    👉 for example
    👉 for instance

    例:

    👉 For example, many people use smartphones daily.
    (例えば、多くの人が毎日スマートフォンを使っている)


    ■ ④ 結論を言う型

    👉 Therefore
    👉 So

    例:

    👉 Therefore, this method is effective.
    (したがって、この方法は有効である)


    ■ 最強の基本パターン

    これを覚えれば十分です。

    👉 I think + 結論
    👉 because + 理由
    👉 for example + 具体例


    ■ 例で確認

    👉 I think studying English is important.
    (英語を勉強することは重要だと思う)

    👉 Because it increases opportunities.
    (なぜなら機会を増やすからだ)

    👉 For example, it helps you work internationally.
    (例えば、国際的に働くのに役立つ)


    ■ 一文にまとめる

    👉 I think studying English is important because it increases opportunities.
    👉 For example, it helps you work internationally.


    ■ 日本人の弱点

    多くの日本人は、

    👉 理由を言わない
    👉 例を出さない

    という問題があります。

    しかし英語では、

    👉 理由と例がないと説得力がない

    です。


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 議論は「意見・理由・例」の3つで成立する


    ● この章の結論

    英語で議論するためには、

    👉 難しい文を作る必要はない
    👉 型を使えばよい

    この3つを徹底してください。

    👉 I think
    👉 because
    👉 for example

    これだけで、議論は成立します。


  • 第4章 結論から話す技術


    英語で議論できるかどうかは、ほぼこれで決まります。

    👉 結論を先に言えるかどうか

    これが最大の分岐点です。


    ■ なぜ結論が最初なのか

    英語では、聞き手はまずこれを知りたがります。

    👉 「あなたは何を言いたいのか?」

    これが分からないと、その後の話は理解されません。

    したがって英語では、

    👉 最初の一文がすべてを決める

    と言ってもよいです。


    ■ 基本構造

    結論先行の形は非常にシンプルです。

    👉 結論 → 理由 → 例


    ■ 例で確認

    👉 I think this plan is effective.
    (私はこの計画は有効だと思う)

    👉 Because it saves time.
    (なぜなら時間を節約できるからだ)

    👉 For example, it reduces unnecessary work.
    (例えば、無駄な作業を減らす)


    ■ 日本語との違い

    日本語ではこうなります。

    「この計画はですね、時間を節約できて、無駄な作業も減るので、有効だと思います」

    つまり、

    👉 理由 → 例 → 結論

    この順番です。


    ■ 英語にそのまま訳すとどうなるか

    ❌ Because it saves time and reduces unnecessary work, I think this plan is effective.

    文法的には正しいですが、

    👉 議論では弱い

    です。


    ■ なぜ弱いのか

    理由は一つです。

    👉 結論が遅れるから

    聞き手は最初に方向が分からず、理解に負担がかかります。


    ■ 正しい英語の流れ

    👉 I think this plan is effective.
    👉 Because it saves time and reduces unnecessary work.

    これだけで、明確さが大きく変わります。


    ■ 一文でも結論は前

    一文でも同じです。

    👉 I think this plan is effective because it saves time.

    結論(I think)が前に来ています。


    ■ 結論の言い方バリエーション

    👉 I think
    👉 I believe
    👉 I suggest
    👉 I recommend

    例:

    👉 I suggest we change the system.
    (私はシステムを変えるべきだと提案する)

    👉 I recommend this approach.
    (私はこの方法を勧める)


    ■ 結論を曖昧にしない

    日本人はこう言いがちです。

    👉 It might be good…
    👉 Maybe we can…

    これは便利ですが、

    👉 弱すぎると議論にならない

    です。


    ■ 強さの調整

    👉 I think(普通)
    👉 I believe(やや強い)
    👉 I strongly believe(強い)

    状況に応じて使い分けます。


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 英語では結論が最初に来なければならない


    ● この章の結論

    英語で話すときは、常に自分に問いかけてください。

    👉 「結論を最初に言っているか?」

    これを守るだけで、

    👉 英語は「分かりやすい言語」に変わります。


  • 第5章 意見の強さを調整する


    英語で議論する際に重要なのは、
    「何を言うか」だけではありません。

    👉 どの強さで言うか

    これが非常に重要です。


    ■ 意見には「強さ」がある

    英語では、意見の強さを細かく調整します。

    例えば同じ内容でも、言い方で印象が変わります。

    👉 I think this is good.(普通)
    👉 I believe this is good.(やや強い)
    👉 I strongly believe this is good.(かなり強い)


    ■ 基本の3段階

    最も基本的な区分はこれです。

    👉 弱い
    👉 普通
    👉 強い


    ■ 弱い意見

    👉 I think
    👉 I guess
    👉 It may be

    例:

    👉 I think this might work.
    (これはうまくいくかもしれないと思う)

    👉 It may be effective.
    (それは効果的かもしれない)

    これは、

    👉 慎重な発言

    になります。


    ■ 普通の意見

    👉 I think
    👉 I believe

    例:

    👉 I think this is important.
    (これは重要だと思う)

    👉 I believe this is necessary.
    (これは必要だと考える)

    議論では、このレベルが基本です。


    ■ 強い意見

    👉 clearly
    👉 definitely
    👉 strongly

    例:

    👉 This is clearly wrong.
    (これは明らかに間違っている)

    👉 I strongly believe this is necessary.
    (私はこれが必要だと強く考える)


    ■ 日本人の問題①:弱すぎる

    日本人は遠慮する傾向があるため、

    👉 弱すぎる表現

    を多用します。

    👉 Maybe…
    👉 I think… maybe…

    これでは、

    👉 意見がない人に見える

    ことがあります。


    ■ 日本人の問題②:強すぎる

    逆に、

    👉 This is wrong.
    👉 This is bad.

    と断定すると、

    👉 攻撃的に見える

    ことがあります。


    ■ バランスが重要

    英語では、

    👉 状況に応じた強さの調整

    が必要です。


    ■ 安全な基本形

    迷ったらこれです。

    👉 I think
    👉 I believe

    これが最も自然です。


    ■ 柔らかくする技術(Hedging)

    英語では、断定を少し弱める技術があります。

    👉 I think
    👉 It seems
    👉 It appears

    例:

    👉 It seems this is effective.
    (これは効果的に思える)


    ■ 強調する技術

    逆に強くしたいときは、

    👉 clearly
    👉 very
    👉 strongly

    例:

    👉 This is clearly important.
    (これは明らかに重要だ)


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 英語では「意見の強さ」をコントロールする必要がある


    ● この章の結論

    英語で議論する際は、

    👉 強すぎず
    👉 弱すぎず

    👉 適切な強さで話すこと

    これが説得力を生みます。


  • 第6章 賛成・反対の言い方


    議論では、必ず他人の意見に対して反応します。

    👉 賛成する
    👉 反対する

    この2つは避けて通れません。


    ■ 賛成は簡単、反対は難しい

    賛成は比較的簡単です。

    👉 I agree.(賛成です)

    しかし反対は難しい。

    理由は、

    👉 人間関係を壊す可能性があるから

    です。


    ■ ① 賛成の基本表現

    👉 I agree.(賛成です)
    👉 I agree with you.(あなたに賛成です)
    👉 That’s right.(その通りです)


    ■ 強い賛成

    👉 I completely agree.
    👉 I totally agree.

    例:

    👉 I completely agree with your idea.
    (あなたの考えに完全に賛成です)


    ■ 理由を加える

    賛成でも理由を言うと強くなります。

    👉 I agree because it makes sense.
    (それは理にかなっているので賛成です)


    ■ ② 反対の基本

    いきなり否定しないことが重要です。

    ❌ I disagree.(そのままは強すぎる)


    ■ 柔らかい反対

    👉 I see your point, but…
    👉 I understand, but…

    例:

    👉 I see your point, but I think this is risky.
    (あなたの言いたいことは分かりますが、これはリスクがあると思います)


    ■ 部分的な賛成+反対

    最も自然な形です。

    👉 I agree to some extent, but…

    例:

    👉 I agree to some extent, but we need more data.
    (ある程度は賛成ですが、もっとデータが必要です)


    ■ はっきりした反対

    必要な場合は明確に言います。

    👉 I disagree.
    👉 I don’t think so.

    例:

    👉 I don’t think this is a good idea.
    (これは良い考えだとは思いません)


    ■ 日本人の問題

    日本人は、

    👉 反対を避ける

    傾向があります。

    しかし英語では、

    👉 意見を言わない=参加していない

    と見なされます。


    ■ 反対=攻撃ではない

    英語圏では、

    👉 反対は普通の行為

    です。

    重要なのは、

    👉 言い方

    です。


    ■ 安全な反対の型

    迷ったらこれです。

    👉 I see your point, but I think…

    これで、

    👉 理解+反対

    の両方が表現できます。


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 反対は「否定」ではなく「別の意見の提示」である


    ● この章の結論

    英語の議論では、

    👉 賛成だけでは不十分
    👉 反対も必要

    ただし、

    👉 柔らかく、明確に

    これが基本です。


  • 第7章 理由と具体例の出し方


    英語の議論で最も重要なのは、

    👉 理由と具体例

    です。

    意見だけでは、議論になりません。


    ■ 意見だけでは弱い

    例えば、

    👉 I think this is important.
    (これは重要だと思う)

    これだけでは、

    👉 なぜ?

    と思われます。


    ■ 理由が必要

    英語では、必ず理由を求められます。

    👉 because + 文

    例:

    👉 I think this is important because it affects many people.
    (多くの人に影響するので重要だと思う)


    ■ 理由を言うだけでも不十分

    さらに重要なのが、

    👉 具体例

    です。


    ■ 具体例の役割

    理由だけでは抽象的です。

    具体例を出すことで、

    👉 理解しやすくなる
    👉 説得力が上がる


    ■ 例の基本表現

    👉 for example
    👉 for instance

    例:

    👉 For example, many people use smartphones every day.
    (例えば、多くの人が毎日スマートフォンを使っている)


    ■ 完全な形

    👉 I think + 結論
    👉 because + 理由
    👉 for example + 具体例


    ■ 例で確認

    👉 I think exercise is important
    👉 because it improves health
    👉 for example, it reduces stress

    (運動は重要だと思う。なぜなら健康を改善するからだ。例えばストレスを減らす)


    ■ 一文でも使える

    👉 I think exercise is important because it improves health, for example, it reduces stress.


    ■ 日本人の問題

    多くの日本人は、

    👉 理由を言わない
    👉 例を出さない

    または、

    👉 抽象的なまま終わる


    ■ 抽象 vs 具体

    悪い例:

    👉 It is important for society.
    (社会にとって重要だ)

    これでは弱いです。

    良い例:

    👉 It is important for society because it creates jobs.
    👉 For example, new companies hire many people.


    ■ 例は小さくてよい

    多くの人は、

    👉 「良い例を考えないといけない」

    と思いますが、違います。

    👉 簡単な例で十分

    です。


    ■ 即答の型

    迷ったらこれです。

    👉 because it is important
    👉 because it affects people
    👉 for example, many people…

    これで十分に話せます。


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 英語の議論は「理由と具体例」で成り立つ


    ● この章の結論

    英語で話すときは、常にこれを意識してください。

    👉 なぜ?(理由)
    👉 例えば?(具体例)

    これがあるだけで、

    👉 英語は「説明」から「説得」に変わります。


  • 第8章 質問する力


    英語の議論では、

    👉 話す力と同じくらい、質問する力が重要

    です。

    質問できない人は、

    👉 議論に参加していない人

    と見なされます。


    ■ なぜ質問が重要か

    質問には3つの役割があります。

    👉 理解する
    👉 深める
    👉 広げる


    ■ 理解する質問

    相手の話が分からないときは、必ず確認します。

    👉 Could you explain that?
    (それを説明していただけますか)

    👉 What do you mean?
    (どういう意味ですか)


    ■ 曖昧にしない

    日本人は、

    👉 分からなくても黙る

    傾向があります。

    しかし英語では、

    👉 分からない=質問する

    が基本です。


    ■ 深める質問

    相手の意見をさらに掘り下げます。

    👉 Why do you think so?
    (なぜそう思うのですか)

    👉 What is the reason?
    (理由は何ですか)


    ■ 議論を広げる質問

    議論の範囲を広げます。

    👉 What about other cases?
    (他の場合はどうですか)

    👉 How does this affect society?
    (これは社会にどう影響しますか)


    ■ 質問の基本形

    👉 What
    👉 Why
    👉 How

    この3つで十分です。


    ■ 例で確認

    👉 What do you think?
    (どう思いますか)

    👉 Why is it important?
    (なぜ重要なのですか)

    👉 How does it work?
    (それはどのように機能しますか)


    ■ 日本人の問題

    日本人は、

    👉 質問しない
    👉 遠慮する

    しかし英語では、

    👉 質問する人=積極的な人

    です。


    ■ 質問は攻撃ではない

    質問をすると、

    👉 相手を否定しているように感じる

    ことがありますが、

    👉 英語では普通の行為

    です。


    ■ 丁寧にする方法

    👉 Could you…
    👉 Can you…

    例:

    👉 Could you explain that again?
    (もう一度説明していただけますか)


    ■ 時間を稼ぐ質問

    自分が考える時間を作ることもできます。

    👉 That’s interesting. Could you explain more?

    これで、

    👉 自分の準備時間を確保できます。


    ■ この章の本質

    ■ 本質
    👉 質問は議論を動かす力である


    ● この章の結論

    英語の議論では、

    👉 話すだけでは不十分
    👉 質問することで議論に参加する

    これを徹底してください。